象の森書房
象の森書房は、大阪・中之島にある企画・制作会社の株式会社シンラの出版部門です。代表の松山たかし氏は現代俳句に造詣が深く、俳句集を手掛けるほか俳句評論集の復刊など、俳句本を世に送り出しています。http://www7.plala.or.jp/shinra/publishing/

サハラ砂漠で生まれた寓話集
何もないと思っていた砂漠の真ん中に、ずっとそこにいたくなる風景があり、言葉に出さなくてもわかり合える、多くの存在があった──『ニジェール物語』は、著者フクダヒデコが西アフリカの国ニジェールで経験したり、聞いたりしたことをお話にまとめた寓話集です。

美術ソムリエがつづる刺激的美術エッセイ集
美術評論家/美術ソムリエである著者が、絵を通じて得た自身なりの発見や驚きをつづったメルマガから、思い出深い記事を選び出し、それに小論を追加して一つにまとめた美術エッセイ・小論集『美神の誘惑』を、今回はカラー写真をふんだんに盛り込んで電子書籍化。

坪内稔典の若き日の俳句評論集
本書『過渡の詩』は『俳句の根拠』、『世紀末の地球儀』と並び坪内稔典の若き日の俳句評論集三部作の一冊。俳句を「過渡の詩」として位置づけ、正岡子規以降、問いかけることの少なくなっていた「俳句とは?」に応える。俳句に関心ある人の避けて通れない作品である。1978年発刊の書籍を電子書籍、PODで復刊。

新たなタイトルで再デビュー
俳句と出会って30年。1万句を超える作品群の中から愛着の深い300句を自ら拾い集めて構成した俳句集。今回、電子書籍化に際して正式に新たなタイトルをつけ、再デビューしました。たかしはこれから何処へ行くのか。気になる作品集。

関西俳人100余名の作品論・作家論
〈継承と想像〉の課題に挑む関西俳壇を凝視して描く、活躍する俳人100余名の作品論・作家論。俳人の心象風景を訪ね歩く、エッセイ風〝俳句鑑賞講座〟。1981年発刊の書籍を電子書籍、PODで復刊。

俳句の根拠
近世・近代俳人論 現代俳句のことばと根拠を芭蕉、鬼貫、子規、虚子、波郷、赤黄男、鷹女等近世・近代俳人の軌跡のうちに辿り、一貫した俳句表現論を展開する。1982年発刊の書籍を電子書籍、PODで復刊。

定型詩のあり方を探る坪内稔典論集
定型詩のあり方を探る坪内稔典論集。現代俳句のコトバはどこへ行くのか? 俳句・短歌を論じ、定型詩のあり方を探り、コトバの生死する現場からの招待状。坪内氏の思想的根拠を伝え熱をはらむ評論集。1984年発刊の書籍を電子書籍、PODで復刊。

時が止まってくれればいいと思った……
突然、妻を襲った病魔。病院を転々としながら、夫とともに趣味のマチュアバンドのライブを生きがいに病と闘う。しかし、次第に妻は弱っていく。夫、家族、バンド仲間など多くの人が妻を支えるが……。
編集者は編集しながら思わず涙してしまったという心揺さぶられる物語。

俳句のむこうにいろいろ見える
アイロニーとペーソスに溢れとても面白いと評判であった『きょうも世間はややこしい』の続編。自由律俳句という今や異端の俳句と、写真・ミニエッセイを組み合わせた著者6冊目の俳句本。

今までなかった、嵯峨地域限定文学碑案内
京都の中でも嵯峨地域は、碑の多さで他の追随を許さない歴史的文化財の宝庫です。中でも文学碑は多く、時代を超えたいろんな文学碑が建立されてます。広い地域や境内の中でも見落とさず、誰でも行けるように詳しい行き方と石碑のスケッチ付。

地元の人お薦めの「みち歩き」と知的体験のガイドブック
地元の人お薦めの「みち歩き」と知的体験のガイドブック。京都のウエストサイド(嵯峨、京北、乙訓)のウォーキングコースを案内だけでなく、その地域にある文化遺産等を解説。