関西俳人100余名の作品論・作家論
〈坪内稔典 俳句シリーズ〉
土曜の夜の短かい文学
関西の現代俳句と俳人たち
出版社:象の森書房
著 者:坪内 稔典(つぼうち としのり/つぼうち ねんてん)
ジャンル
俳句・短歌/現代俳句/評論
キーワード
俳句/俳人/作家/評論/関西
閲覧タイプ
主な販売サイト
- アマゾン Kindle
- 楽天ブックス
- 紀伊國屋ウェブストア
- honto(ホント)
- ソニーReaderStore
- ヨドバシ.com 電子書籍ストア
- やまだ書店
- COCORO BOOKS
- DMM電子書籍
- ブックパス
- セブンネットショッピング
- どこでも読書
- music.jp
- BOOKSMART
- ひかりTVブック
- 漫画全巻ドットコム
販売サイト(POD版)
内容紹介
〈継承と想像〉の課題に挑む関西俳壇を凝視して描く、活躍する俳人100余名の作品論・作家論。俳人の心象風景を訪ね歩く、エッセイ風〝俳句鑑賞講座〟。1981年発刊の書籍を電子書籍、PODで復刊。象の森書房から出版
〈目 次〉
- 存在の幽けさ 阿以鎮雄
- 記憶の風景 青江涼江
- 韻律の諧調 阿波野青畝
- 夕日のなかの合唱 五十嵐研三
- のぼれば見ゆる梅の丘 五十嵐播水
- 沖縄は要求する 井沢唯夫
- わが友はまた妻の友 板谷芳浄
- 生命のゆらめき 伊丹公子
- 音俳と写俳と 伊丹三樹彦
- 共同性の余熱 稲葉直
- 俳句の家 稲畑汀子
- 空の波音 茨木和生
- 写心を映す鏡 岩宮武二
- 歳月の果てに 右城暮石
- リラの花へ 宇多喜代子
- 尻無河畔 榎本冬一郎
- 鳥が噪ぐとき 大野美沙代
- 談笑の場 大橋敦子
- ことばの乱反射 大橋嶺夫
- 物に応じる 大峯あきら
- 密漁船に似て 大本義幸
- みせばやの国 岡井省二
- 身体の反応 鏡原由紀子
- 風俗の活写 桂信子
- 身体の旅へ 加藤三七子
- 青春の歌 金子明彦
- ほくろと俳句 金子晉
- 鱶のいる海で 亀井一竿子
- 新しいことばへ 川口マリ子
- 魂の故郷 河原枇杷男
- 自由律の系譜 日下部正治
- 水へ 久保純夫
- 美しい微笑 小泉八重子
- 食べなはれ 小寺勇
- 総合誌の系譜 小寺正三
- わが清十郎 後藤綾子
- 散歩の句 後藤比奈夫
- 小田村の者 小山清峰
- 客観化とつつましさと 佐野千遊
- 胸中の大河 渋谷道
- 巨人と水馬 嶋杏林子
- 日々の詩人 島津亮
- 双子座魚座水瓶座 城貴代美
- 荒畑という字 白井房夫
- 木の上の少年 新馬立也
- 闇のなかの帆 杉本雷造
- 荒天のもとで 鈴木六林男
- 生活の気分 摂津よしこ
- 純粋感情のきらめき 高見芳子
- 美への反意 竹中宏
- 単刀直入の名 橘孝子
- 本来の場へ 立岩利夫
- 田中君の俳句入門 田中三津矢
- 職人の夢 地黄天国
- この指とまれ 近松寿子
- ひねりの行方 辻田克巳
- 生の重さ 津田清子
- 口碑の詞章 寺井文子
- 戦後育ちの軌跡 徳弘純
- 大地の慟哭 兎沢亮美
- 漱石的主題 友岡子郷
- 風景のかなた 豊田都峰
- 孤独な走者 中井之夫
- こころの碑 中島双風
- 六十年後の春 永田耕衣
- はきだめに咲く花 中西二月堂
- 湖北へ 那須乙郎
- 低い場所で 西井江村
- 好きな人を呼びたくなる 西順子
- ダイモンへ抗う意志 西村逸朗
- 清冽な思慕 橋聞石
- 因童へ 波多野爽波
- 節度の輝き 花谷和子
- 鉛筆の遺書 林田紀音夫
- 鈍色の谷間で 東川紀志男
- 一螢の明滅 日野晏子
- 海の舞台 藤井冨美子
- 意識のかたち 堀葦男
- 季語の活力 堀内薫
- 妻のその後 前田秀子
- 夕明り 政野すず子
- 身体のすみか 増田まさみ
- 一万句の選 丸山海道
- 指の傷のように 丸山景子
- 石鹸玉を吹く女 三好潤子
- 心はやりを 森田峠
- 俳句的思考 森田智子
- 無名の自分史 守田椰子夫
- 耽美の志向 森山夕樹
- まがり角に牛がいる 矢上新八
- 晶子の海 八木三日女
- 青空と残像 山上樹実雄
- 宗谷の門波 山口誓子
- 自然と人生 山口草堂
- すそ野の風景 山本古瓢
- 常識の精髄 山本洋子
- 大阪を捨て得ず 米沢吾亦紅
- 白い丹波路 若森京子
- 幻の村 鷲谷七菜子
- 御影のおぼっちゃん 和田悟朗
- あとがき
- 人名索引