美術ソムリエがつづる刺激的美術エッセイ集
〈美術小論・エッセイ集〉
美神の誘惑
出版社:象の森書房
著者:岩佐 倫太郎(いわさ りんたろう)
ジャンル
アート/絵画/エッセイ
キーワード
美術エッセイ/美術評論/西洋美術/日本美術
閲覧タイプ
主な販売サイト
内容紹介
『美神の誘惑』は美術評論家/美術ソムリエである著者が、絵を通じて得た自身なりの発見や驚きをつづったメルマガ「岩佐倫太郎ニューズレター」から、思い出深い記事を選び出し、それに小論を追加して一つにまとめて、2022年秋に出版した美術エッセイ・小論集です。
この電子版「美神の誘惑」は、それを電子書籍としてデジタルに置き換えたものです。内容は若干の誤字を修正したくらいで、出来るだけ原型を保存するようにしています。ただ、写真だけは、カラー写真が表紙だけでなく文中でもふんだんに使える利点を生かして、すべてカラー画像に置き換え、レイアウト的にも大きくしています。また文章の説明上どうしても不可欠と思えるものを、この機会に2,3点新たに追加しました。
この本が、美術を見る剌激になり、絵を見たり歴史を考えたりする楽しみがますます深く面白くなることを願っています。
〈目 次〉
- はじめに
- 電子版の出版にあたって
- もくじ
- 利休の賜死事件の真相
- 家康が光悦に与えた鷹峯・芸術村
- 狩野派の美術館ともいえる二条城
- 《コラム》ビル・エバンス
- カラヴァッジオとの対話
- 《コラム》ショパン・コンクール
- ウフィッツィ美術館
- 《コラム》イタリアのワイン
- 《コラム》マリアカラス
- 西洋ヌード画の歴史
- 《コラム》生牡蠣を食らう
- マネのフォリー・ベルジェールのバー
- 《コラム》徳島城の庭園の池
- 【遠近法小論】
- あとがき
- 作者紹介・奥付
著者プロフィール
岩佐倫太郎
- 大阪府生まれ 京都大学文学部卒業 フランス文学専攻
- 広告代理店勤務 子供の博物館「キッズプラザ大阪」総合プロデュースなど
- 作詞家として加山雄三に「地球セーリング」の詞を提供
- 美術評論家に転じ、「浮世絵と印象派」、「日本の遠近法」などについて多くの執筆と講演
- メルマガ「岩佐倫太郎ニューズレター」を配信中
- 著書「東京の名画散歩」(舵社)、「美神の誘惑」(象の森出版)