
技術開発ベンチャーの成長と成功のために
技術開発ベンチャーの叢出と成長のためのエコシステム
著者:余田幸雄(よだゆきお)
ジャンル
ビジネス・経済/起業・開業/投資・金融・会社経営
キーワード
ベンチャー企業/ベンチャーキャピタル/技術開発/エコシステム
閲覧タイプ
POD(プリント・オン・デマンド)
販売サイト(POD版)
内容紹介
技術開発系ベンチャー企業への支援者としての立場から、その実体験から得た問題点や課題点を洗い出しその克服のための方策をまとめたものです。支援家等に背中を押され成長していく「好循環のエコシステム」はどうしたら可能なのか、技術開発系ベンチャー企業とどう付き合い、どう支援すべきかを取りまとめた提言書。
〈目 次〉
- 出版に当たって
- 出版に寄せて
- 目次
- 第1 技術開発ベンチャーへの期待
- 1 我が国の今と次世代に引き継ぐ資産
- 2 どこに突破口を見つけ次の10年に向けて道筋を付けるか
- 3 イノベーションの担い手としての技術開発ベンチャーへの期待
- 第2 日本開発工学会技術ベンチャー叢成ワークショップの提言とその解説
- 技術開発志向型ベンチャーの叢出・成長に向けての提言
- 第一部 提言
- 1 カネ(資金)に関して
- 2 ヒト(人材)に関して
- 3 ツナガリ(連携・協力・場)に関して―国内―
- 4 ツナガリに関して―海外―
- 5 カイハツ(開発プロセス・開発支援等)に関して
- 6 ココロ・イシキ(支援・社会・政治の認識)に関して
- 7 叢出と成長の好循環のエコシステムの確立のために
- 第二部 各提言の背景、解説等
- 1 カネ(資金)に関して
- 2 ヒト(人材)に関して
- 3 ツナガリ(連携・協力・場)に関して―国内―
- 4 ツナガリに関して―海外―
- 5 カイハツ(開発プロセス・開発支援等)に関して
- 6 ココロ・イシキ(支援・社会・政治の認識)に関して
- 第三部 各ワークショップにおける講師と講演と質疑等の概要
- 第1回~第10回 技術ベンチャー叢成ワークショップ 概要
- 第3 ワークショップ前に考えたこと終わってみて今考えていること
- 1 解決すべき課題 ― カネの問題
- column1 社会資本の形成のためのベンチャー投資/呉雅俊
- column2 シーズ段階のベンチャー投資のプレーヤーと投資支援の実態について/徃西裕之
- 2 解決すべき課題 ― ヒトの問題
- column3 ビジネス知識を身に付け、眼を広く開けて世界を見る/村井勝
- column4 支援者のスキル―可視化できるスキルと可視化できないスキル/今泉裕美子
- 3 解決すべき課題 ― ツナガリの問題
- column5 地域の強みを作りだす連携とARECの役割そして更なる発展へ/岡田基幸
- column6 「ドイツに学ぶ科学技術政策」に学ぶ地方における技術開発ベンチャーと中堅企業との連携/岡田基幸
- 4 解決すべき課題 ― ツクリカタの問題
- 5 解決すべき課題 ― ココロ・イシキ・ソシキの問題
- column7 起業がごく自然なキャリア選択肢の1つになりつつある時代/宮地恵美
- column8 社会の構造改革なくして技術開発ベンチャーの創出はない/村井勝
- 6 最後に ―時間は少ない 行動しよう―
- column9 本田宗一郎氏とヴィル・ミラー教授との出会いとエコシステム構築の二人のお仕事/余田幸雄
- 1 解決すべき課題 ― カネの問題
- あとがき ―関係者への感謝―
著者紹介
余田 幸雄(よだ ゆきお)
株式会社タスク・ヨダ 代表取締役
(http://www.taskyoda.com)
1973年京都大学法学部卒業、通商産業省入省。2000年同省退職。この間、特許庁、工業技術院、NEDO等の技術関連部署のほか機械情報産業局、資源エネルギー庁などに勤務。
1991年5月から1994年6月まで日本国カナダ大使館勤務。
1997年6月から2000年6月までJETROサンフランシスコ所長として勤務。
2002年10月から2007年6月まで京セラ株式会社勤務。
2007年7月以降、タスク・ヨダの活動開始。