釣り随筆の最高傑作の一冊
猿猴 川に死す
出版社:岳洋社
著 者:森下 雨村(もりした うそん)
ジャンル
文芸一般/エッセイ・随筆/釣り
キーワード
随筆/釣り/四国/川
閲覧タイプ
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内容紹介
著者は「新青年」編集長として大正~昭和初期に江戸川乱歩、横溝正史らを発掘し、推理小説という分野を根づかせた陰の功労者。
後年、郷里の高知県へ移り、晴耕雨読ならぬ晴釣雨読といった生活の中から、釣り随筆のまぼろしの名著とされる本書を著する。
現代ではなかなか感じられない、自然と密着した生活、人との交流を釣りを通して表現したものである。
〈目 次〉
- 猿猴 川に死す
- 大漁不満
- 鎌井田の瀬
- 面 河 行
- とおい昔
- 少年の日
- 種田先生
- 園さんと狸
- うなぎと遊ぶ
- 不具の蟹
- はぜ釣り婆さん
- 博労の宿
- 泰平の世
- 友釣りの師
- 手箱山の仙人
- 釣連
- もの言わぬ人
- 八畳の滝
- 天国地獄
- 柳の瀬