
待望の完訳 噂の名著!!
初版本 釣魚大全
出版社:岳洋社
著 者:アイザック・ウォルトン 翻訳:杉瀬 祐
ジャンル
文芸一般/エッセイ・随筆/釣り
キーワード
随筆/釣り/指南書/イギリス
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内容紹介
幻の釣り指南書、釣り人の聖書といわれているウォルトンの『釣魚大全』の初版本の復刻本を、薄暗く黴くさい図書館で偶然発見したとき、私は一つの感慨にうたれた。それは何と表現してよいかわからないが、釣り特有のゆったりとした気分、三百年以上も昔から洋の東西を問わずに今日まで、そして今この私の手許にまで流れ漂って来た釣りの楽しみの情感、ああ、はるばると伝わって来たものだな、という気持ちだった。
〈目 次〉
- 献辞
- 読者に―特に熱心な釣り人に―
- 便覧
- 第一章 第一日 釣りの芸術性について
- 第二章 第二日 カワウソ、チャブの習性
- 第三章 第三日 マスの習性、種類、産卵
- 第四章 第四日 マスの餌、毛バリ、活き餌の保存法
- 第五章 〃 マスの夜釣り、魚は音がきこえるか/グレーリングの釣り方
- 第六章 〃 サケ、その釣り方
- 第七章 〃 パイク、その釣り方と餌
- 第八章 〃 コイの習性、その釣り方
- 第九章 〃 ブリーム、テンチ、パーチ、それらの餌
- 第十章 〃 ウナギの習性、その釣り方
- 第十一章 〃 バーベルの習性、そり釣り方/ガジョン、ブリークの餌と釣り方
- 第十二章 第五日 ラフ、ローチ、ディスその他の餌と釣り方/餌の冬期のかこい方、釣り師の常識
- 第十三章 〃 釣り竿と道糸の着色など
- 訳者附記
- 一、「釣魚大全」日本語訳の歴史
- 二、「釣魚大全」初版本について
- 三、「釣魚大全」以前の釣り本との関係
- 四、ウォルトンの生涯と釣り
- あとがき